ご飯を作っても旦那に残される！作りたくない日の手抜きアイデア

味付けが好みに合わないとか、母親の味付けと違うといった理由が多いようですが、妻の立場からすると、腹立たしいの一言です！料理する人の苦労がわかっていないから残すのですよね。

ご飯を作っても残されるストレスから解放されるために、週に何日か、料理をしない日を作ってみてはいかがでしょうか？

この記事では、料理をせずに夕食の準備ができる、とっておきの手抜きアイデアをたくさんご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね！

結論

ご飯を残されるならもう作らない！料理せずに夕食を準備する方法

旦那にご飯を残されるなら、夕食なんて作りたくないですよね。毎日というわけにはいきませんが、週に何日かは、料理をしない日を作り、手抜きすることをおすすめします！

以下で、おすすめの手抜きアイデアをご紹介していきます。

• 味付けは家族におまかせ！味付けなしで作る簡単レシピ
• スーパーで惣菜を買う
• 冷凍食品を活用する
• 栄養バランスが良い宅配弁当がおすすめ

味付けは家族におまかせ！味付けなしで作る簡単レシピ

せっかく作ったご飯を、毎日のように残されると、もうちゃんとしたご飯は作りたくない…そんな気持ちになりますよね。かといって、いっさい料理を作らず、毎日惣菜を買って帰るというわけにはいきません。

味付けなしの料理を作り、食卓調味料 (料理を食卓で食べる際にかける、またはつける調味料) で、各自好きなように味付けしてもらってはいかがでしょうか？

• 醤油
• ドレッシング
• マヨネーズ
• ソース
• ブラックペッパー
• からし
• 七味唐辛子
• 柚子胡椒　など

夕食に味付けなしの料理だけを並べる場合は、上記の一般的な調味料以外にも、味付けのアクセントになるような個性的な調味料を買い揃えておくことをおすすめします。

スーパーで惣菜を買う

家族の中で旦那だけが、せっかく作ったご飯を残す…そんな場合は、旦那の分のご飯は作らず、スーパーで買ってきた惣菜を並べるという対処法がおすすめです。お金はかかりますが、ご飯を用意したときに文句を言われたり残されるストレスからは、解放されます！

この場合、どうしても野菜不足になりがちなので、生野菜サラダだけは家で用意し、それだけは食べてもらうようにしておきたいところです。

惣菜は、たんぱく質がしっかり摂れるものを選ぶようにしましょう。こってりしたものが好きな方には、鶏の唐揚げ・とんかつ・焼鳥などがおすすめです。

深夜にご飯を食べるから、肉や魚は食べたくない…そんな方には、たんぱく質豊富で、かつ、胃もたれしにくい食べ物がおすすめですよ。

• サラダチキン
• ツナ水煮缶
• 豆腐
• 厚揚げ
• ヨーグルト　など

冷凍食品を活用する

近年、冷凍食品の味のレベルは格段に上がっており、レストランで食べるのと同じくらいおいしい商品も増えてきています。旦那が毎回のようにご飯を残すのならば、好みの冷凍食品を買い置きしておき、自分の分だけ解凍して食べてもらいましょう。

冷凍食品は長期保存が可能で、旦那以外の家族も自由に食べることができるので、非常にコスパが良いと言えます。子供の弁当にも使えるので、お得感がありますよね。

コスパを重視するならば、大手スーパーのオリジナル冷凍食品・コストコなどの倉庫型店舗の大容量冷凍食品・業務用スーパーのオリジナル冷凍食品などを購入するのがおすすめです。

ただし、大容量の冷凍食品を買うと、長期間同じ食品を食べることになってしまうので、飽きないよう、食べ方を工夫するようにしてくださいね。

栄養バランスが良い宅配弁当がおすすめ

ここまででご紹介してきた対処法は、ご飯を作る人のストレスを簡単に軽減できるものばかりで、とてもおすすめ！ただし、栄養面を考えると、ちょっと不安が残ります。

栄養バランスを重視する方におすすめしたいのが「宅配弁当」です。

宅配弁当は、自宅や職場などの指定した場所に弁当を届けてくれるサービスで、「温めるだけで食べることができる」「後片付けが楽」と、食事作りを大幅に時短することが可能です。

冷凍で届くものが多く、最初から弁当箱のようなトレイに入っているので、冷凍庫から出して、電子レンジで加熱するだけで、すぐに食べることができます。その日の気分で、食べたいメニューを選ぶことができるのも、嬉しいポイントです。

本当にお手軽なので、料理が苦手な旦那でも、自分で用意することができます。

栄養面もバッチリ。管理栄養士が監修している商品が多く、一品で必要な栄養素が摂れるよう、工夫が凝らされています。

せっかく作ったご飯を残される…その理由は？

せっかく作ったご飯を残されると、悲しい気持ちになり、ご飯を作った時間が無駄になったという虚しさを感じますよね。ご飯を残した旦那に、残した理由をきいてみたいけれど、問い詰めるとケンカになりそうで、なかなかきけないのが、実際のところ。

いったい旦那は、どういう理由で、ご飯を残すのでしょうか？考えられる理由を、以下に挙げていきます！

• 味付けが好みと違う
• 同じ料理ばかりで飽きてしまった
• 疲れているときはジャンクフードが食べたい
• 好き嫌いが激しい
• 母親の味を求めている

味付けが好みと違う

妻の作ったご飯の「味付けが自分の好みと違う」という理由で、ご飯を残す旦那が、とても多いようです！

そもそも結婚するということは、まったく違う食習慣で育ったふたりが、ともに生きようと心に決め、ふたりの異なる食習慣をなんとかすり合わせて生活していくということです。

もし旦那がそれを理解していれば、ご飯を作ってくれる妻に深く感謝し、味付けの好みの違いについて、注文を出しつつも、とりあえず出されたご飯は全部食べるはずです。今後の味付けについては、ふたりで話し合いながら、すり合わせればいいですしね。

しかし実際には、仕事で疲れて帰ってきて、好みの味付けのご飯が食べたいのに、出てこない…これに腹を立ててイライラする旦那が、圧倒的に多いようです。妻だって、疲れた体にむち打ってご飯を作っているのに、それに対する感謝の気持ちは、まったくないようですね。

では、具体的には、なぜ、味付けが気に入らないのでしょうか？

よくあるのは、旦那は脂っこい料理が好きだけど、妻の作る料理はヘルシーな料理が多いというケースです。旦那の健康を考えてヘルシーな料理を作っているので、妻としても、旦那の言い分を全部受け入れるわけにはいかないですよね。

この場合は、週に1～2回は揚げ物料理を作る…といったあたりが、お互いの妥協点となりそうです。

また、夫婦で出身地が異なるという理由で、妻の味付けが好みに合わないと感じる旦那も多いようです。これは、単なるわがままではないので、難しい問題ですね。

どちらかの出身地の味に完全に寄せるのは本当に大変なことで、どちらかが我慢してストレスを抱えることになります。出身地がどこであろうと、あまり味付けに差が出ない、洋風料理や中華料理を中心に作るのが、簡単な対処法かもしれません。

同じ料理ばかりで飽きてしまった

妻の作る料理がいつも同じような料理ばかりで飽きてしまう…そんな理由でご飯を残す旦那も多いようです。

これは料理を作る人の苦労、献立を考える人の苦労を知らないから、できることですね。旦那も当番制で料理している場合は、残すはずがないんです。

共働きで妻が主に料理している場合、土日の間に、来週1週間の夕食のメニューを考え、それに必要な食材をまとめ買いしなければなりません。このメニュー決めと買い物が、大変なんですよね！

1週間のメニューをある程度固定化しないと、メニュー作りに時間がかかってしまい、かなりキツイです。買い物した当日は冷凍したくない魚を使ったメニュー、日持ちしにくい野菜は週の前半に使い切る、週の後半は日持ちする野菜を使ったカレーやシチュー…といったところでしょうか。

旦那のこういった文句は、ちょっと受け入れにくいですよね！週替わりで旦那が料理担当になってくれるなら、すぐに解決する問題ですが…なかなか難しいかもしれません。

土日だけ、旦那の意見を取り入れた、ちょっと目新しいメニューを作ってみるとか、平日のうち何日かはスーパーで買った惣菜を並べる日にするとかいったことが、対処法となりそうです。

疲れているときはジャンクフードが食べたい

疲れているときは、なぜか、体に悪そうな、フライドチキン・フライドポテト・インスタントラーメンなどのジャンクフードを食べたくなる人が多いようです。理由はわかりませんが、心身ともにぐったりしてしまったとき、こってりして脂っぽいジャンクフードを無性に食べたくなるらしいのです。

本当のところ、妻の作った料理にいっさい手をつけず、インスタントラーメンだけ食べたいと思っている旦那も多いようです…。そんなことをされたら、間違いなく、夫婦喧嘩勃発ですよね！

ジャンクフードには体に悪そうなイメージがありますが、その通り、ジャンクフードは、あらゆる理由で体に悪い食品です。

• 脂質がたっぷり含まれている（脂質の摂り過ぎ）
  肥満や生活習慣病、心筋梗塞（循環器疾患）などの健康リスクを高める
• 高濃度のトランス脂肪酸が含まれいる
  コレステロール増加や体内の炎症性変化、冠動脈性心疾患のリスクが高まるな

好き嫌いが激しい

好き嫌いが激しい人は、妻が作ってくれたご飯のほとんどを残す傾向があります。

嫌いな食材が少ない場合は、妻のほうで考慮して料理を作ってくれるはず。しかし、野菜全部が嫌いという旦那には、対応できませんよね！

妻は栄養バランスを考えて、家族に不足している栄養素を摂って欲しいと考えて、料理しているんです。家族のためを考えて、野菜多めの和食中心のメニューにしているのですが…理解してもらえないのは、残念です。

食べ物の好き嫌いが激しい人はわがままだという説がありますが、これは結構当たっているかもしれません。食卓は、最初のしつけの場だそうですからね。

あまりに好き嫌いが激しい旦那にヘルシーな食事を押しつけるのは、無駄なことかもしれません。野菜サラダの代わりに、野菜ジュースやフルーツ入りヨーグルトを摂ってもらうことが、解決法になるでしょう。

母親の味を求めている

実家から離れて結婚すると、母親の料理が恋しいと感じる男性が多いようです。母親の料理が恋しいあまりに、母親の味を美化してしまい、妻の料理を物足りなく感じるんですよね。

妻の料理に文句を言う旦那に対しては、妻側からは、母親の味と比較されるのが許せない！という意見が多く聞かれます。それなら、いっそのこと、実家に帰ればいい！と思っちゃいますよね。

子供の頃、家に帰ったらお母さんがすべて作ってくれていて、お手伝いをいっさいしてこなかった旦那は、妻の料理と母親の料理を比較して、文句を言いがちです。料理は、待っていれば自動的に用意してもらえるものという認識があるので、思い通りの料理が食卓に並ばなかったら、駄々をこねる子供のように、文句を言うのです！

こんなわがままな旦那には、本当にあきれてしまいます。母親が、もう少し手抜き料理を出したり、息子に手伝いをさせていたら、こんなふうには育たなかったのに…と、残念な気持ちになりますね。

偏食は問題あり！食べたいものでわかる不足している栄養素

なぜ、旦那は妻が作ってくれたご飯を残してしまうのか？好き嫌いが激しいから、ジャンクフードしか食べたくないから、という理由でご飯を残す人が多いようです。

こういった極端な偏食は、体に問題がある場合に起こるよう。不思議な話ですが、「食べたいと思っている食品に含まれている栄養素とは違う栄養素が不足している」ということらしいのです…！

この不思議な現象について、以下で説明していきますので、旦那の偏食にお悩みの方は、参考にしてみてくださいね。

• 甘いものが食べたいときに不足している栄養素は？
• 酸っぱいものが食べたいときに不足している栄養素は？
• 脂っこいジャンクフードが食べたいときに不足している栄養素は？
• しょっぱいものが食べたいときに不足している栄養素は？
• 栄養バランスを重視するなら宅配弁当に頼ろう

甘いものが食べたいときに不足している栄養素は？

甘いものが食べたいときに不足している栄養素は「たんぱく質」

たんぱく質が不足すると、脳内の神経物質セロトニンが不足し、精神状態が不安定になりやすくなります。血糖が急激に増すとセロトニンが一時的に増えるので、糖分を欲するというわけ。

酸っぱいものが食べたいときに不足している栄養素は？

酸っぱいものが食べたいときに不足している栄養素は「マグネシウム」

マグネシウムが不足すると、疲れやすくなったり集中力がなくなったりするので、心身ともにスッキリとする酸っぱいものが食べたくなるようです。

マグネシウムは体内に蓄積される量が少なく、すぐに不足気味になるので、毎日きちんと摂取していきましょう。

脂っこいジャンクフードが食べたいときに不足している栄養素は？

脂っこいジャンクフードが食べたいときに不足している栄養素は「カリウム」

欲求にまかせて、脂っこいものを思う存分摂取すると、太る原因になるので、注意してください。

ジャンクフードが食べたいときは、野菜や果物もあわせて食べ、カリウムを補うのがおすすめです。

また、脂っこいもののなかでも「ラーメン」は、なぜか、アルコールを飲んだ後に食べたくなりますよね。これにもちゃんとした理由があります。

アルコールの分解に大量のブドウ糖が使われるので、体内で不足したブドウ糖を炭水化物から素早く吸収する必要があるからです。また、アルコールには利尿作用があるのでミネラルや塩分が抜けやすくなり、それを補うために塩気のあるスープがおいしく感じられるのだそうです。

しょっぱいものが食べたいときに不足している栄養素は？

しょっぱいものが食べたいときに不足している栄養素は「ミネラル」

運動後や飲酒後にしょっぱいものが食べたくなるのは、体内のアルカリ度を調節するミネラルが不足するためです。塩分摂り過ぎにならないように、カリウム・マグネシウム・鉄分などのミネラルを補給して栄養バランスを整えましょう。

栄養バランスを重視するなら宅配弁当に頼ろう

ここまでで、食べたいものからわかる、その人に不足している栄養素について、説明してきました。

これらの栄養素をたっぷり摂取できる、体に優しくヘルシーなメニューをパパッと準備するのは、大変なことです。忙しいときは、管理栄養士監修の「宅配弁当」に頼ってみてはいかがでしょうか？

ネットなどで注文すると、調理済みの弁当を自宅まで配送してくれる「宅配弁当」。その多くが、管理栄養士が監修しており、栄養バランスに配慮した献立となっています。エネルギーや塩分が計算されている商品が多く、健康に気を遣う人にとっては、とても魅力的ですよ。

まとめ：料理せずに簡単に夕食を準備できるアイデアを活用！

せっかく作ったご飯を旦那に残されることは、多くの女性の悩みの種となっています。

母親の味が好きすぎて忘れられない、もともとわがままな性格である、といった、話し合いでは解決しにくい理由でご飯を残す人も多いので、困ってしまいますよね。

ここでは、そんな悩みを解決できる、料理せずに夕食を準備する手抜きアイデアをたっぷりとご紹介してきました。手間を省くことは大事だけれど、栄養バランスも重視したい…そんな方には、栄養士監修の「宅配弁当」がおすすめですよ。

この記事を参考にして、ご飯作りにかける手間をできるだけ省き、ゆとりある夜の時間を過ごしてみてくださいね！

【参考文献】

1）令和時代は「ポジティブ個食」！？ 卓上で別々の味つけで楽しむ「個食」の可能性と進化 (株式会社ドゥ・ハウス)

2）無性に○○が食べたいときは栄養不足のサインかも⁈ (一般社団法人日本ヘルシーフード協会HP)

3）栄養が不足するとどうなる？体におよぼす悪影響について解説 (サントリーウエルネスOnline)

4）食からメンタルヘルスを考える ―栄養精神医学の役割と可能性― (国立がん研究センター社会と健康研究センター健康支援研究部)

5）脂質やトランス脂肪酸が健康に与える影響 (農林水産省HP)

6）脂質のとりすぎに注意 (農林水産省HP)

7）トランス脂肪酸の摂取と健康への影響 (農林水産省HP)